国税徴収法による差し押さえ

一般に基本的人権の中でも最も基本的なものの一つに財産権というものがあり、侵害してはならない権利として多くの国の憲法で保証されています。しかしながら、この権利も絶対不可侵ということではなく、他の権利との衡量によっては制限が課せられることはありえます。

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広く知られるところでは民事手続きによる差し押さえがありますが、こうした民事以外の領域でも個人の財産権に制約が課せられるものがあります。

 
代表的なものとしては、国税徴収法により差し押さえがなされるケースがあります。これは国民の義務として憲法で定められている「納税」義務に違反して納税がらせた場合に、法律で定められている手続きに従って強制的に財産が差し押さえられるというものです。

 
ここからは、具体的にどのような流れで差し押さえに至るのかについてその概要を説明します。定められた期日を過ぎても税金を納めないまま数週間がたつと、所轄税務署から電話で未納税の状態である旨連絡が入ります。

 

すぐに払えば問題ないですがこれを無視していると正式な督促状が郵送されてきます。この通知が届いてから10日以内に何のアクションもおこさずにいると法律的には差し押さえをすることが認められています。実際には税務署からの検査が入り差し押さえ可能なものにつき調査がなされ差し押さえ可能なものが特定されたのちに差し押さえの執行が進められていきます。

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